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読書備忘録。

【書評】人間椅子  江戸川乱歩ベストセレクション /  江戸川 乱歩

 

人間椅子  江戸川乱歩ベストセレクション(1)
▼江戸川 乱歩
▼角川文庫


内容(「BOOK」データベースより)
貧しい椅子職人は、世にも醜い容貌のせいで、常に孤独だった。惨めな日々の中で思いつめた男は、納品前の大きな肘掛椅子の中に身を潜める。その椅子は、若く美しい夫人の住む立派な屋敷に運び込まれ…。椅子の皮一枚を隔てた、女体の感触に溺れる男の偏執的な愛を描く表題作ほか、乱歩自身が代表作と認める怪奇浪漫文学の作品「押絵と旅する男」など、傑作中の傑作を収録するベストセレクション第1弾。 

 
▼感想
 
┗全体の感想
江戸川乱歩ベストセレクションに手を出した。一作目は有名な「人間椅子」一冊全部椅子の話だと思っていたら、短篇集でした。全て奇妙で気味が悪い退廃的な雰囲気の短編が並ぶ。しかし、「人間椅子」ってこんなラストだったかな。うっすらとしか覚えてないのですが。全体的に時代的な言い回しがあって読みにくいほどじゃあないけど、偶に「??」とはなる。ローンジって何だ?って思ってたけど、多分ラウンジ…?かな。 個人的には最後の「押し絵と旅する男」が好きです。 
 
星をつけるとしたら?(5個中何個か)
★★★☆☆
 
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