【書評】バチカン奇跡調査官ラプラスの悪魔 / 藤木 稟
アメリカ次期大統領候補の若き議員が、教会で眩い光に打たれ謎の死をとげた。議員には死霊が憑いていたとの話もあり、事態を重く見た政府はバチカンに調査を依頼。平賀とロベルトは、旧知のFBI捜査官ビル・サスキンスと共に、悪霊を閉じ込めているという噂のゴーストハウスに潜入する。そこでは、政財界の要人しか参加できない秘密の降霊会が開かれていて、さらに驚愕の事件が発生する。天才神父コンビの事件簿、第6弾。
┗ 全体の感想
第六巻。いつもはバチカンから奇跡調査をするために各国へ飛ぶのだけれど、今回はFBIから悪霊を鎮めるために呼ばれた平賀とロベルト。そして二人と行動を共にする敬虔なクリスチャン・ビル捜査官。この三人が主軸となってお話が進みます。 今回はとあるゴーストハウスでの降霊会がメインなってるけど、キリスト教に関する奇跡というよりかは、超科学的なトリックが多い気がした。超文系の私には電気とニコラ・テスラの話の時は頭の中でヒヨコがぴよぴよしてたので、あんまりよくわかってないけど、全体的には今回も大好きです。
●星をつけるとしたら?(5個中何個か)
★★★★☆
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