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読書備忘録。

【書評】有頂天家族  / 森見 登美彦

 

有頂天家族 (幻冬舎文庫)

有頂天家族 (幻冬舎文庫)

 

有頂天家族
▼森見 登美彦
幻冬舎 
 

内容(「BOOK」データベースより)
糺ノ森に住む狸の名門・下鴨家の父・総一郎はある日、鍋にされ、あっけなくこの世を去ってしまった。遺されたのは母と頼りない四兄弟。長兄・矢一郎は生真面目だが土壇場に弱く、次兄・矢二郎は蛙になって井戸暮らし。三男・矢三郎は面白主義がいきすぎて周囲を困らせ、末弟・矢四郎は化けてもつい尻尾を出す未熟者。この四兄弟が一族の誇りを取り戻すべく、ある時は「腐れ大学生」ある時は「虎」に化けて京都の街を駆け回るも、そこにはいつも邪魔者が!かねてより犬猿の仲の狸、宿敵・夷川家の阿呆兄弟・金閣&銀閣、人間に恋をして能力を奪われ落ちぶれた天狗・赤玉先生、天狗を袖にし空を自在に飛び回る美女・弁天―。狸と天狗と人間が入り乱れて巻き起こす三つ巴の化かし合いが今日も始まった。 

 

▼感想
 
┗全体の感想
長兄の矢一郎は責任感はあるのにへたれだ。錯乱状態になって「矢一郎は同志社方面を探せ!おい、分かったか?あ、矢一郎は俺か」で突っ込んだ。その後、三男に鴨川の北を探せと言った後に南も探せと言って三男に同時には探せないよと突っ込まれる矢一郎可愛すぎる。毛玉は凄くかわいかったです毛玉。弁天が余り好きになれない。海星は好きだけれども…やっぱり弁天は男好きはするけど女には敬遠されるタイプのキャラクターだからかしらん。 私は阿呆の血、好きだなあ。 
 
星をつけるとしたら?(5個中何個か)
★★★★☆
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