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読書備忘録。

【書評】分冊文庫版 姑獲鳥の夏 上 / 京極 夏彦

 

分冊文庫版 姑獲鳥の夏 上 (講談社文庫)

分冊文庫版 姑獲鳥の夏 上 (講談社文庫)

 

▼分冊文庫版 姑獲鳥の夏
▼京極 夏彦
講談社; 分冊文庫版

 
内容(「BOOK」データベースより)
「二十箇月もの間子供を身篭っていることができると思うかい?」。昭和二十七年の夏、三文文士の関口巽は東京は雑司ケ谷にある久遠寺医院の娘にまつわる奇怪な噂を耳にする。しかも、密室から煙のように消えたというその夫・牧朗は関口の旧制高校時代の一年先輩だった。ポケットに入る分冊版、刊行開始。

 
▼感想
 ┗一番好きなセリフ

「この男は鬱病だから苛めると失語症を併発する、先輩は躁病なのだし、彼を見習うのがいい」

 
┗全体の感想
 ハードカバー、角川文庫版と何度も読んでいる作品。話の筋は大体覚えてるはずなのに、読む度に引き込まれる。

朝礼の校長先生より長い京極堂の話をちゃんと聞いて、おまけに反論出来る関口くんは偉い。私なら瞼に目描いて寝てる。

 


星をつけるとしたら?(5個中何個か)
★★★★☆
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