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読書備忘録。

【書評】バチカン奇跡調査官 千年王国のしらべ / 藤木 稟

 

バチカン奇跡調査官  千年王国のしらべ (角川ホラー文庫)
 

バチカン奇跡調査官 千年王国のしらべ

▼藤木 稟

角川書店
 
内容(「BOOK」データベースより)
奇跡調査官・平賀とロベルトのもとに、バルカン半島のルノア共和国から調査依頼が舞いこむ。聖人の生まれ変わりと噂される若き司祭・アントニウスが、多くの重病人を奇跡の力で治癒したうえ、みずからも死亡した3日後、蘇ったというのだ!いくら調べても疑いの余地が見当たらない、完璧な奇跡。そんな中、悪魔崇拝グループに拉致された平賀が、毒物により心停止状態に陥った―!?天才神父コンビの事件簿、驚愕の第4弾。
 
感想
┗一番好きな登場人物
ロベルト
 
┗一番好きなセリフ
「いや、大丈夫。そうだな、これだけは言えるけど、僕はどんな暗示をかけられても相棒の君の顔だけは忘れることはないと信じているよ。だから安心だ。君は僕の知っている君だ。それが確かなら、安心して明日を迎えられるさ」
 
┗全体の感想
もうね、しょっぱなから平賀死んじゃってどうしようかと思った…。もうオワタ…ってなった事が印象深いです。あとはアントニウス司祭が結局謎のままだったし、敵は強過ぎるしで…二人の敵が新たに増えちゃったよ。どうすんの…この先…と思ったら心配で仕方ないよ。
途中、アベサダ事件起きちゃって、読みながら「あ!あ!あああ!!!痛いよおお…!!!」ってなってたからね。痛い…股間は痛いわ…。
全てが終わった後に日常と同じようにおいしいごはんを食べに行こうっていうロベルトにほっとした。
 
星をつけるとしたら?(5個中何個か)
★★★★☆
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