【書評】楽園のカンヴァス / 原田 マハ
▼楽園のカンヴァス
▼原田 マハ
▼新潮社
内容(「BOOK」データベースより)
ニューヨーク近代美術館のキュレーター、ティム・ブラウンはある日スイスの大邸宅に招かれる。そこで見たのは巨匠ルソーの名作「夢」に酷似した絵。持ち主は正しく真贋判定した者にこの絵を譲ると告げ、手がかりとなる謎の古書を読ませる。リミットは7日間。ライバルは日本人研究者・早川織絵。ルソーとピカソ、二人の天才がカンヴァスに篭めた想いとは―。山本周五郎賞受賞作。
▼感想
┗全体の感想
読友さんが読んでいて気になったので手にとった作品。書店ではアートミステリーというPOPを見かけたけど、本格ミステリーよりかは軽く、アートの謎解きという観点からは深い。ルソーのある作品が真作か贋作か…二人のルソー研究家が謎に迫る。章を追う毎にルソーの謎に迫っていき目が離せなくなる。読み終わってもその余韻に浸ったままでいる。
星をつけるとしたら?(5個中何個か)
★★★★☆
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