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読書備忘録。

【書評】 波に舞ふ舞ふ 平清盛  / 瀬川 貴次

 

波に舞ふ舞ふ 平清盛 (集英社文庫)

波に舞ふ舞ふ 平清盛 (集英社文庫)

 

●波に舞ふ舞ふ 平清盛 
●瀬川 貴次 
集英社

●内容(「BOOK」データベースより)
貴族社会で武士が力を蓄えつつある平安末期。武家の二大勢力のひとつ、平家の総領息子の清盛は十九歳。海賊討伐に赴いた西国で出会い、戦の犠牲になった娘のことが忘れられずにいた。そんなある日、清盛は自らの出生の秘密を知ってしまう。苦悩し悲嘆にくれる彼の前に、西国の娘に似た乙女が現れ…。傷つき、迷いながらも成長する等身大の青年・清盛の姿を鮮やかに描く、書き下ろし大河ロマン。

 
●感想

┗全体の感想
平清盛の青春小説。鬼若や則清との友情と、出自に苦悩する清盛。この小説の清盛は爽やかな好青年なんだけど、父も大分可愛い。宗子に怒られてしょんぼりする父上大分可愛い。時子と結婚するとこまででラストを迎えてるんだけど、清盛時子夫妻以外はあんまり良いラストではないよねそりゃそうだ。四の宮はかなり良いキャラでしたね。母親妖怪扱いだけど。続き気になるとは思うけど、このままがいい気がする。 


●星をつけるとしたら?(5個中何個か)
★★★★☆

 


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