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読書備忘録。

【書評】細川ガラシャ夫人〈上巻〉 / 三浦 綾子

 

 

細川ガラシャ夫人〈上巻〉 (新潮文庫)

細川ガラシャ夫人〈上巻〉 (新潮文庫)

 

細川ガラシャ夫人〈上巻〉 
▼三浦 綾子
▼新潮社


内容(「BOOK」データベースより)
明智光秀の娘として何不自由なく育てられた玉子は、16になった時、織田信長の命令で細川忠興のもとに嫁ぐこととなった。女性が男性の所有物でしかなく、政略の道具として使われた時代に、玉子は真の人間らしい生き方を求めて行く…。実の親子も殺し合う戦国の世にあって、愛と信仰に殉じた細川ガラシャ夫人。その清らかにして熾烈な悲劇の生涯を浮き彫りにした著者初の歴史小説。 
 


▼感想
 
┗全体の感想
ヤンデレでした。 ガラシャものは見ない振りしてたんですが、これは良いという話をよく戴きましたので読んでみました。武将の妻を可哀想って言いすぎな所もあるけど、思ってたよりかずっと良かったです。突っ込みどころのあるキャラクターが素晴らしいよね。これはいいヤンデレ武将。 光秀が信長の苛めに耐え切れなくなるまであと少し。三年かけて作ったカルタ!忠興様が自分で金箔貼ったって! 忠隆の幼名の熊千代って強そう! 雷だの熊だのもっと他に名前はないのか!! 仕置きの浜…w
 
星をつけるとしたら?(5個中何個か)
★★★☆☆
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