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読書備忘録。

【書評】誰も知らなかったココ・シャネル  / ハル ヴォーン、赤根 洋子 (翻訳)

 

誰も知らなかったココ・シャネル

誰も知らなかったココ・シャネル

 

▼誰も知らなかったココ・シャネル 
▼ハル ヴォーン、赤根 洋子 (翻訳) 
文藝春秋


 
内容(「BOOK」データベースより)
ドイツ占領下のフランス。外交官を名乗るドイツ人大物スパイの愛人となったシャネルは、ナチスの謀報活動に従事する。ナチスの狙いは、イギリス国王の従弟の元愛人でもあり、チャーチルにも通じる彼女の人脈だった。ピカソコクトー、イギリス国王、ロシア皇帝の従弟とも親交を結び、戦時下を生き延びた怪物シャネル。ベルリン陥落時にソ連軍が奪取した文書を、フランス在住のアメリカ人ジャーナリストが発掘。衝撃の事実を描いた異色の評伝。 
 

 

▼感想
 
┗全体の感想
シンプルでエレガンスな世界中が知るファッションブランド「シャネル」。映画での男性遍歴の凄まじさは知っていたんだけど、シャネルの甥の話、ウェストミンスター公爵との話は勿論の事、対独協力者として逮捕され尋問された事を掘り下げてくれているので、シャネル伝というよりかはナチスドイツや関わりのあった男性たち(女性も)の話が後半は主になっていたので、歴史に興味ない人には眠くなってしまいそう。WW2の仏占領のあたりからは歴史に重点をおいた文章が多かったので。どの時代のココも強かで抜け目が無く、エレガンスで美しい。 
 
星をつけるとしたら?(5個中何個か)
★★★★☆
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